木々設計室／松原正明・樋口あや

都内の住宅街、32 坪の敷地に建つ四人家族の家です。東側には農地があり 視界は開けていますが、三方を隣家に囲まれているため当初から二階リビングで 計画しました。南寄りの東西の角に小さな庭を設け、全ての部屋から庭を眺められ るようにしています。庭に挟まれるように配置した二階の居間・食堂からは両方 の庭を楽しめ、小さな雑木林の中にいるような木陰の光と風を感じられます。